昨日は、本年一回目の管理物件巡回。月に一度、全ての管理物件に出向き、物件の状態の確認や、空室の通風・通水などを行なっています。小さい管理会社ですので、大した数はないものの、物件を回れば気づくことも多く、予定通りとは行かないのが定番です。しかしながら、巡回時に気づいたことがきっかけで空室が埋まったり、トラブルを未然に防げたりと、現場に出向くことの大切さを感じます。やはり賃貸管理は、1に現場、2に現場、3・4も現場、5も現場ですね(笑)
巡回していて、やはり一番気になるのは空室。お預かりしている物件の空室が長くなればなるほど、物件に行く度にストレスを感じ、何か良い方法はないかと足を留めがちになります。この異動期には、長期空室を確実に仕留めて、大家さんと僕のストレスを解消したいと思います。
当ブログをご覧いただきありがとうございます。
高い倫理観と見識が会社の強み。大分で一番真面目な不動産業者を目指しております 株式会社大分かぼす不動産 の 井上 と申します。
当ブログでは、不動産の活用に関する情報はもちろん、不動産業者としての我々の想いについて発信を行なっております。今後ともよろしくお願い致します。
本日は、以前より中古住宅の売却についてご相談を頂いている方より、名義変更のご相談。聞けば、登記名義人であるお母様がご高齢になり、今後が心配なので名義をご相談者である息子さんに変えたいとのことでした。相続税等の心配はないとのことなので、相続時清算課税制度を使った贈与を提案させて頂きましたが、それには懸念事項が一つ。
それは、お母様から息子さんに登記名義人が変われば、マイホームを売却した場合の特別控除が利用出来なくなるということ。今回ご相談いただいている物件では、特別控除の適用があれば、譲渡所得税の課税はないものと思われるため、贈与を受ければその移転費用に加え、売却後に譲渡所得税の負担が発生する可能性があるのです。
ご相談頂いた息子さんには、そのことを贈与のご提案とともにご説明を差し上げましたが、今回は譲渡所得税が発生することよりも、お母様の状態が気になる様で、贈与を選択される様でした。
今回ご相談頂いた様なケースは現場ではよくあるものですが、以前のブログでもお伝えした通り、売却後に税引き後の手残りを意識することで、売却の手続きが変わるという典型的な事例。お客様の売却の目的、物件の状態や権利関係など相談の内容をしっかり把握し、売却後の譲渡所得税まで意識することは、より有利な売却の時期や方法をご提案することに繋がります。
昨日ご相談頂いたお客様も、税引き後の手残りが気になっている様でしたが、聞けばこの1月以降はちょうど長期譲渡になることが判明。譲渡所得税の仕組みをご説明したところ、売却に前向きなお話を頂きました。売却のご依頼が待ち遠しいですね(笑)
そんなわけで、ここ数日、何度か税引き後の手残りや、特別控除についてブログを書いていたタイミングでのご相談が続き、少しブログを書くことが報われた気がしております。
これからも、お客さまが求めている価値を理解し、解決策たる価値を、わかりやすくお伝えすべく、今後も研鑽を続けてまいります。本日もありがとうございました。
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